マイクラカップ地区ブロック審査員を務めました
2024年10月20日に群馬県のイオンモール高崎で開催された
北関東信州ブロック地区大会の現地審査員を務めさせていただきました!
予選審査員としても事前に関わらせていただいていた北関東信州ブロック。
現地に集まった子どもたちを前にして改めて、審査員としての責任の重さを感じました。
子どもたちが何ヶ月も時間と労力をかけて作成した作品は事前に、ワールドも提出された資料もプログラムも全部目を通しています。
きっと、緊張してうまく話せなかった子もいると思いますが、それを含めてこの経験がこの先長い人生の大きな糧になったと強く思います。
北関東信州ブロックの当日レポートはマイクラカップ公式サイトでも公開されていますのでぜひご覧ください。
https://minecraftcup.com/13518/?fbclid=IwY2xjawGNYI9leHRuA2FlbQIxMAABHbR5SY7_PEqhWPtf2sYqy92qMpo37hqmfBOjbPvPryKjOizTXNdm5TRpSg_aem_yNo_taATHa3f2yFJ6vmvyQ
YouTubeも公開されています!
また、この大会での自治体パートナである長野市さんの取り組みがとっても素敵でしたので共有させてください。
長野市教育支援センターSaSaLAND(ササランド)
https://www.city.nagano.nagano.jp/n601000/kosodate/p001548.html
学校へ行きにくくなったり、いけない状態が続いている小中学生のための居場所を設置しています。
無料で出入りは自由。
実際のセンターだけでなく、仮想空間のメタバースでの交流もされているそうです。
地区ブロック大会にもこのSaSaLANDのメンバーが出場し、壇上で立派に発表していました。
ワークショップなどで関わっていたマイクラカップの事務局さんも、
「あの子が初めてしゃべるところを見た」とおっしゃっており、
好きなものへ取り組む力は子供たちの活力パワーにつながるんだなと胸が熱くなりました。
みなさんもご存じの通り、不登校は社会問題にまで発展しています。
私自身の子どもも、「学校へ行きたくない」と行き渋りや五月雨登校がありました。
そうなってから、慌てて受けられる支援やサポート、対処法を探したり調べたりしましたが八方ふさがり。
フリースクールは高額で、通える範囲にない。運営者のカラーで合うあわないが大きい。
そもそも定期的に通えるのかどうかもわからない。明日は学校へ行くというかもしれない。
市が設置する「適応指導教室」は『正規の不登校』でないと利用不可。
『正規の不登校』って笑っちゃうのですが、不登校と認定されるにも大変なんです。
年間、病欠を除いて30日以上の欠席がないと「不登校」ではないとみなされるんですよね。
つまり「登校しようとするとおなかが痛くなるので休みます」だと、病欠なので不登校扱いにならない。
30日以上「行きたくないので行きません」と休んでやっと
「おめでとうございます、これであなたも適応指導教室に通えますよ☆」
なんて言われても
時すでに遅し。
手遅れ感半端ない気がするのは私だけでしょうか。
2カ月もほったらかしにされてたら、親も子もまいってしまってそんな気にもなれないと思うんですが。
なんか、不思議なんですよね、行政の支援って。
「不登校」という制限なく、学校に行きにくい子は誰でも利用できるササランド素敵だなぁ。
うちの近くにもあればいいのになと思いました。
個人的には子供が利用できる「コワーキングスペース」が作りたいなと思っています。
「ワーキング」だけでなく「レスト」もできるような。
漫画や本をよんでてもいいし、勉強してもいい、何かするということを押し付けずに
こどもが好きに利用でき、見守る大人がいる場所があるといいなと常々思っています。
保護者も仕事に行かねばならぬ時もあるし、でも家で留守番させるのは心配だし。
今日は休んだけど、明日は学校に行くかもしれないし。
ずっと2人で家だと息が詰まるから、一緒に外で仕事してもいいし。
そんな空間があるといいなあ。というか作りたいなと思っています。
パソコンのレンタル置いて、教育版マイクラはもちろん3Dプリンターやレーザーカッター
デジタルもの作りもできるようにして!
あ、確か備前市、アルファビゼンの改修後の市民センター、空きスペースあるんじゃないかな?(笑)
子どもの学びのために、しっかり時代の先を見据え、今の情勢を見て、すぐに行動してほしいです。
いい場所、あったら教えてください。