パステルさんで出張レッスンさせていただきました

備前市吉永町にある放課後デイサービス パステルちゃいるどケアハウスさんに出張させていただきました☆
放課後デイサービスとは発達特性や障害を持った子どもたちが、訓練や支援を受けながら放課後を過ごすことができる場所です。

デイの先生から事前に「今日はプログラミング体験するよ」と聞いていた子どもたち。
どんな事をするのかイメージしづらかったのか、「やらない…」という子もいたようなんです。

最初は半分わくわく・半分不安な様子がある子もいましたが、
他のお友達がやっている様子を覗いてみたり自分なりのペースで取り組むことができました!

今回みんなとしたレッスンは初めてのプログラミングにはイチオシのViscuit(ビスケット)です。
ビスケットは文字の読み書きやキーボードなどの操作が不要で4歳からでもプログラミングができるツール!
私は勝手に「バリアフリープログラミング」と呼んでいます😀笑


今回の最終ミッションは、自分で描いた海の生き物をコンピューター上で動きをつけること!
子どもたちは楽しく遊んだだけで勉強をした感覚なんてなかったと思いますが、自分で描いたキャラクターを思い通りに動かすためにしっかりプログラミングできていました!
本来の学びってこういうことですよね😊

帰る時にも「楽しかった!次はいつ来るの?」と声をかけてくれてとっても嬉しい🥰(部屋の外から覗いていたくせに❤)
そしていつもながら、子どもたちの隠れた才能、発想に感心させられます…!
次はどんな事をするのか事前にお子さんたちにお伝えできるように工夫して、見通しを立ててあげて少しでも不安なく一緒に楽しめたらいいな😌

私の想いですが、発達障害など特性を持った子どもたちにこそプログラミングに触れてほしいと思っています💛

発達障害など特性のある子にこそプログラミングに触れてほしい理由

発達障害など特性のある子とコンピューターの親和性は高いといわれています

  • 論理的思考と問題解決能力が身に付く
    コンピューターは論理的な手順に基づいて動作しているため、問題を解決するために論理的思考が必要です。プログラミング教育を通じて問題解決能力を身につけることができれば、学校や生活の中でもトラブルが起こったとき自分で問題を解決する力が身に付きます。
  • 繰り返しやパターンへの関心
    発達障害のある子の中には繰り返しやパターンに対する高い関心を持つことがあります。コンピュータープログラミングでは、コードの中で繰り返しやパターンを使用することが一般的です。このような特徴は、プログラミングの学習や実践において有利に働くことがあります。
  • 好きや得意が生かせる
    集団生活や対人コミュニケーションが苦手な子どもたちもいます。しかし、ゲームやパソコンは好き!得意!というお子さんもいるのではないでしょうか?コンピューターの規則正しい動作は、発達障害の人々にとって安心感をもたらすことがあります。得意なことを伸ばしてあげましょう!
  • 興味や専門知識(こだわり)の追求
    特性あるお子さんの中には特定の興味や専門知識に対する強い関心を持つことがあります。よく『こだわりが強い』なんで言われたりしますよね。コンピューターサイエンスやテクノロジーに興味がある場合、自己学習や深い理解を追求することができます。このような熱意と専門知識は、コンピューター関連のキャリアや仕事において役立つことがあります。こだわりを強みに変えましょう!

個人によって異なる特性や傾向が存在するため、発達障害のある人すべてがコンピューターに対して興味や親和性が高いとは言えませんが、社会的に『障害』と言われている部分を『輝かす』ことができるのも、それを生かせる環境次第だと感じています。

今でさえ、生活に欠かせないICT機器。子どもたちが大人になった未来には必須・使いこなせて当たり前の世界となっているでしょう。
ぜひお子さんの未来の選択肢を増やすきっかけにしていただけたらと思っています。